今日は、スタンプテクニックをお届けしますね。
スタンピンアップのスタンプは、2回以上重ねてスタンプを押せるようにデザインされたものがあります。
もちろん、1回のスタンプで完成させてもいいのですが、重ねて押すことで、かんたんでステキに仕上がりますよ。
サンプルを作るとこんな感じ
2ステップ・スタンピング
どんなスタンプが対応しているの?というと・・・
カタログや製品ページで「2ステップ」と表示されているもので、パッケージの下端にはこんなアイコンが!
あっ、ちなみに「2回以上」のものでも2ステップって言います。
スタンプにも、2ステップに便利な工夫がされています。
ピンクの○の部分がとがっているのが判りますか?
ここを目印に重ねてスタンプすると、たくさんズレちゃうことが無くなるのでとっても便利です。
ラフに試し押しをしてみるとこんな感じ
- インクを付けて普通にスタンプしたもの
- インクを付け直さず、[1]の後もう一度スタンプ
- [1]の後、小さい花弁を重ね押し
サンプルは、[2]の後、小さい花弁を重ねてスタンプしています。
大きな花弁は、インクを付け直さず2回目を押すことで、同じインクでも淡色の表現が出来ちゃいます。
なんだか、お得な感じがしませんか?
少しかすれた感じ、ちょっとズレた感じに仕上げると、手作り感やビンテージ感が出るので魅力が増しますよ♪
作品を作る時は、1回目のスタンプをコピー用紙など別の紙に1度押して
その後、インクを付け直さずに本番のスタンプ用紙にペタッとスタンプします。
この2回目のかすれた感じを生かすために、1度別の紙にスタンプすることを「スタンプ・オフ」
インクを付け直さずに2~3回押し続けることを「ジェネレーション・スタンピング」って言います。
サンプルだとお花の大きな花弁が「スタンプ・オフ」
葉っぱが「ジェネレーション・スタンピング」です。
スタンプ・オフやジェネレーション・スタンピングは、どんなスタンプでもできるテクニックです。
お花や葉っぱなど、ナチュラルな感じで幾重にも重なったものを表現するのに良く使われるかな?
・・・で、2ステップ・スタンピングは「対応したスタンプ」だけで使えるテクニック。
今回は、小さい花弁にインクを付けて、オフせず重ねて押しました。
2ステップ・スタンピング、ジェネレーション・スタンピングやスタンプ・オフは、今持っているインクでかんたんに、より豊かな表現ができるテクニックです。
慣れてきたら、インク色を変えて押してみるのもいいと思います。
ぜひ、いろいろ工夫して、ステキな作品を仕上げてくださいね♪
今日のサンプルの作り方はこちらでご紹介しています。
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今回のサンプルで使ったスタンプはこちら
ガーデン・イン・ブルーム・スタンプセット139433