【ダイカット】大人っぽいテイストで、ハロウィンのカード2種

カード

投稿日：2019年9月22日

街の中ではハロウィンのディスプレイがいっぱい！
もう大人だから・・・とハロウィンには、特に何かをしなくてもなんだかウキウキしてきませんか？

パーティや仮装をしなくても、この時期に贈るハロウィンのカードは意外と喜ばれて嬉しいものです。
そんな時、大人のあなたも使いやすい、シック目なハロウィンカードの作り方をご紹介しますね。

今日使うのは、シルエットの生き物がステキな「ワンダフリー・ウィキッド」です。
以前にご紹介したレビューはこちら↓

【製品紹介】大人なハロウィン、そして1年中使えるものもある「ワンダフリー・ウィキッド」

大人っぽいテイストで、ハロウィンのカード2種

ほとんど同じレイアウトで作ったカードです。
パンプキンパイ（オレンジ）の台紙を使ったものは、DSP（デザイナーシリーズ・ペーパー＝柄紙）もPOPな柄で賑やかに
ベーシックグレーの台紙の方は、より大人っぽくダマスク柄のDSPを合わせました。
このペーパーは表面がキュートなイラスト、裏面がシックなパターンなので、イメージを変えて使えるところがいいのよ～。
グレーのカードは、ダイカットした文字にキラキラのエンボスもしてみました。

このスタンプとバンドルの「ウィキッド・ダイ」は、文字がとっても細くて繊細なの。
ダイから外す時は、無理に引っ張ってると破れがちなので、優しく丁寧に扱って下さいね。
ディメンショナルを使う時は、新しく出た黒のディメンショナルを使うと、チラ見えしても目立たたいのでおすすめです。
これね。
Stampin’ Dimensionals・ブラック・コンボパック150893

このカードは3.5インチ × 5インチの定番サイズです。
2つ折りのカードにするときは、ノートカード＆エンベロップをカード台紙として使うと便利です。
このサイズは、フォール感のあるホワイトとナチュラルなアイボリーがあるので、お好みで使い分けてくださいな。
これね。
ノートカード＆エンベロップ・ウィスパーホワイト131527
ノートカード＆エンベロップ・ベリーバニラ144236

メイキングポイント

今回の2種類カードは、レイアウトはほとんど同じでもそれぞれメイキングポイントが違うのよ。
なので、メイキングポイントも分けて書いておきますね。

まずはパンプキンパイのカード、これね。

このカードはDSPの使い方がポイントです。
普通にカットして貼るだけでもかわいいのですが、ひと手間かけて汚しを入れています。
汚しをいれることによって、ハロウィンの怪しい感じが出てきますよ。

まず、DSPをカットしたら、周囲をはさみでゴシゴシしてダメージを入れます。
ペーパーが違うけど、こんな感じ

はさみの刃を開いて、紙の周囲を削るイメージでゴシゴシすると、ほつれたように削れていい感じになります。
怪我をしないように注意して下さいね。

周囲が削り終わったら、くしゃっと丸めてしわを入れます。
丸めたペーパーを開いたら、インクパッドを押しつけて汚します。
手順をまとめた画像はこんな感じ

左上が周囲にダメージを入れ終わったところ、左下が丸めたところ
右上が開いたところ、右下がインクをつけるところです。

ペーパーの表面にインクを入れて汚した後、周囲にインクパッドをこすりつけてさらに汚します。
完成したカードをアップにするとこんな感じ。
DSPのダメージの入り方に注目して下さいね。

一度丸めているので、しわが入って立体感が出てきます。
この上に、ボンドをつけてダイカットの文字を貼るのは難しいのよ。
なので、黒のディメンショナルを使って貼っています。
—

次は、ベーシックグレーの台紙を使った方です。
これね。

こちらはDSPの柄を生かして、汚しはナシ。
ちょっと地味目な感じだったので、文字のダイカットパーツにキラキラ入りのエンボスをしています。
使ったのはこれね。
Stampin’ Embossパウダー・シマーブラック149512

パーツ全体にエンボスをする時は、パーツを汚れてもいいペーパーの上に置いて、バーサマークを手に持ってたっぷりつけるとやりやすいですよ。
パーツが違うけど、こんな感じ

バーサマークをたっぷりつけたらエンボスパウダーをかけます。
（画像はクリアのパウダーですが、今回はシマリーブラックを使っています）

パーツを取り出して、余分なパウダーを払います。
またまた、パーツが違うけど、こんな感じ

これをヒートツールで温めて、パウダーを定着させます。ヒートツールを使ったエンボスのやり方はこちら

1回エンボスをしてもうちょっと厚くしたいなと思う時は、インク付け → パウダー → ヒートツールをもう1～2回繰り返します。
わたくしは、合計で2回繰り返しました。

ペーパーのカットサイズと手順は「作り方」に書いておきますね。

使ったアイテム

※製品名をクリック→オンラインストアへリンク（気になるものがカンタンに探せます）

パンプキンパイのカード

ペーパー
・カード台紙
A4カードストックパック・リーガル146998 から、パンプキンパイ（オレンジ）
単色パック
A4カードストック・パンプキンパイ108601
・ダイカットの文字
A4カードストック・ベーシックブラック121688
・飾りのペーパー
ハロウィン柄のペーパー
表面はキュートなイラスト、裏面はシックなパターンです
デザイナーシリーズ・ペーパー・モンスターバッシュ150447
インク
・ハロウィンにぴったり、ベーシックなブラック
Mementoパッド・タキシードブラック132708
スタンプ
・シックなハロウィンが楽しめるスタンプ
ダイがセットになったバンドルは10％ OFFでお得
ワンダフリー・ウィキッド・バンドル153041
スタンプイメージ

単品はこちら
ワンダフリー・ウィキッド・スタンプセット150547
ウィキッド・ダイ150725
ダイカットマシン
・ダイカットマシン
面倒な切り抜きもダイを使えばスグ出来ちゃう♪
すでに販売終了ですが、わたくしはまだまだ使います
Big Shot・ダイカットマシン143263
・スタンプ済のペーパーを抜く時に便利、繊細なダイもこれを使うと抜けやすい
マグネット・プラットフォーム130658
・どうしても抜けない時は、こちらを
プレジションベースプレート139684
※スタンピンアップでのダイカットマシン（およびシジックスのアクセサリー）販売は終了しています。
　ダイカットマシンのご購入をお考えの方は、新製品の登場を楽しみにお待ち下さい。
・こちらは販売中
こまかなペーパー屑を取るのに便利、2つを組み合わせて使います。
テイク・ユア・ピック144107
テイク・ユア・ピック・ダイブラシチップ149655
この製品の使い方動画はこちら
その他
・トリマーがあるとペーパーのカットがラクチン（ハサミやカッターで代用可能）
終了品をお持ちの方は大切に使って下さいな
これからのご購入をお考えの方は、新製品が出るまでしばらくお待ち下さい
Stampinʼ トリマー（Cm表示）129722
・カードを立体的に仕上げたい時に、厚みのある両面テープ
今回はブラックがおすすめ。大小2サイズがセットになっています
Stampin’ Dimensionals・ブラック・コンボパック150893
・紙用接着剤
お手持ちのものでOK、お手持ちが無ければこちらをどうぞ
マルチパーポス・リキッドグルー110755

ベーシックグレーのカード

スタンプ・インクなど、ほとんどは「パンプキンパイのカード」と同じです。
ディメンショナルは、クモのパーツの貼り付けに使います。
チェンジするペーパーと追加で使うものを書いておきますね。

ペーパー
・カード台紙
A4カードストックパックパック・ニュートラル146999 から、ベーシックグレー（濃いグレー）
単色パック
A4カードストック・ベーシックグレー121689
ヒートエンボス用
・パウダーをつけるためのインク
Versamark(バーサマーク)パッド102283
・ブラックにキラキラ入り、大人っぽい輝きをプラスするパウダー
Stampin’ Embossパウダー・シマーブラック149512
・エンボスパウダーを定着させるヒーター（ドライヤー代用不可）
ヒートツール137101
エンベリッシュメント（飾り）
ハロウィンにぴったり、怪しげ＆キュートなモチーフとベーシックなドット入り
エナメルシェイプ・モンスターバッシュ150448

作り方

ペーパーのカット
・パンプキンパイまたはベーシックグレー：カード台紙
　幅3.5インチ × 長さ5インチ（約8.9cm × 12.7cm）
　※横にして使う
・DSP：飾りのペーパー
　幅 4.75インチ × 高さ 2インチ（約12.1cm × 5.1cm）
　※パンプキンパイのカードはダメージを入れる（メイキングポイントを参考にどうぞ）
・ベーシックブラック：ダイカットパーツ
　ダイカットマシンに入る大きさに荒立ち → 文字とクモを抜く
※ベーシックグレーに使う文字はヒートエンボスをする（メイキングポイントを参考にどうぞ）
スタンプ
①. カットしたペーパーを仮置きし、位置を確認
②. 好みのバランスでセンチメント → モチーフの順でスタンプ
カードの組み立て
①. スタンプ済みのカード台紙にDSPをボンド付け
②. バランスを確認し、文字のダイカットパーツをディメンショナルまたはボンドで貼る
仕上げ（ベーシックグレーのみ）
センチメントの横にエナメルシェイプを貼る
完成♪