オトメゴコロがよみがえる、ときめきブック

やることはあるのだけど、なぁんかダラダラしちゃってエンジンがかからない時ってありませんか?
そんなとき、ついついやってしまうのがwebニュースのダラダラ見(笑)
大抵は無駄に時間を費やしてしまうのだけれど、たまぁに「おおっ」というものを見つけます。
今日はそんな風にして、見つけたものの話です。

見つけちゃったのは、コレ

ピンクハウス 50th絵本

ピンクハウス50th絵本(アップ)

80年代から90年代に一斉を風靡した、ピンクハウス(PH)さんの写真集です。
あっ、これぢゃ寄りすぎて、本の表紙がよくわからない。
もうすこし引くとこんな感じです。
ピンクハウス50th絵本

懐かしい~♥
金子系(PHを含む、金子功さんが手がけたブランド群)が、大好きだったわたくしめ。
金子 功さんっていうのは、始めにPHを作ったデザイナーさんのことね。ファンにとっては神よ。

10代の頃は、あまりにお高くてあんまり変えなかったケド
20代になってからは、着きれないほど買いまくりました。
金子 功さんがPHをお辞めになったあとは、Wonderful World(WW)に通い詰めたわ~。

WWの売り場で、金子さんにお目にかかれてお話してもらったこともありました。
金子さんはとてもシャイな方で、お客がいると隠れてしまってあまりお話にならないそうです。

事前にスタッフさんから来店情報をキャッチしていたわたくしめ。
わざわざPH初期の古~いワンピースを着ていき、金子さんからお声を掛けてもらうことに成功しました。
(アザト過ぎて、今思うと笑えるわ。)
その後、金子さんは、その日わたくしが着ていたワンピースの柄を思い出しながら、
「同じプリントをリメイクで書き起こしてくれた」と、スタッフさんから伺いました。
リメイクされたプリントは、製品として売り場に並んだのよ。キャッ♥

Show(新作発表のファッションショー)にも何度も足を運びました。
もちろん、盛装して♪
スタッフの方に案内してもらって最前列で見て、金子さんにお花を手渡しさせてもらったこともあったわぁ。
後日、スタッフの方から聞いたお話では・・・
「まりさんにいただいたお花、金子(さん)がすごく気に入って、まりさんのだけ自身の手で持ち帰ってましたよ。」なんて、「キャ~♥」な、こともあったっけ。
お花は奥様の「ユリさん」のお名前にちなんで、カサブランカにしたのよね。
お花屋さんに頼んでたくさん仕入れてもらい、1M以上あったかな?すごく大きな束にしてもらったのだわ。
このShowを最後に「お花の手渡しが禁止」になったので、よく覚えています。

楽しい思い出と一緒に、金子さんのお洋服に関しては「やり尽くして満足♪」な気持ちでいっぱいです。

お洋服の画像を探してみたら、これしか残ってないみたい。
Wonderful World(イメージ)
多分これは、WWのワンピース&PHのコサージュね。本はルドゥーテ。
薔薇の季節をイメージして、コサージュが並んでいる真ん中のあたりを使うのに撮った気がする。

いま手元には、コサージュとアクセサリーが少し、撮影の背景に使う用のペチコート数枚だけしかないのよ。
たくさんあったその他の金子系お洋服は、数年前の引っ越しの際に業者さんにまとめて引き取ってもらいました。

引き取りに来てくれた業者さんも、あまりの量にビックリ!
無印の一番大きな衣装ケースで20箱以上&外したハンガーは100本近くあったと思う。
ワンピース・ブラウス・スカート・ニットなどの基本アイテムだけでも相当かさばるのに
コートやジャンパーなどのアウターや靴、バッグやスカーフ、靴下・ハンカチなどの小物も山ほどあったので、出すだけでマヂ大変だった覚えが(笑)
四苦八苦してお車に積んでもらい、やっとの思いで引き取ってもらいました。
大切にしていた金子服が、新しい持ち主さんにも可愛がってもらえますように♪

若き日の想い出を手放すのは、少し名残惜しかったけれど・・・
金子系のお洋服はレイヤードしてナンボ!
なので重くて着るのに体力がいるし、太ってしまってサイズが合わない(昔の金子服は作りが細いものも多かったの)
何より、着ていく場所がもう無い&年を取り過ぎて似合わなくなった(涙)

せっせと買っていた当時は、普段のお出かけはもちろん、会社にも、何より大好きなコンサート行く時も着てました~。
雨の日は当然、メンズのカールヘルムね。
旦那は当時「ねえ、みんな振り返って君の服を見ているよ。」と、恥ずかしがってましたとさ。
「そんなのいつものこと、全然平気」と思っていた自分の若さが・・・(笑)

おっと話がそれた!
そのピンクハウスさん、今年でブランド創設50thだそうです。
そういえば、どこかで展示会の告知を見た気がする。
わざわざ代官山に行くのは億劫だなぁ。
もう着ていくものも無いし、何より年を取り過ぎて金子系を着るのはあまりにキビシイと、思ったような。。。

届いた本のページをめくってみると・・・
あ~、コレ持ってた!という懐かしいお洋服のほか
ふ~ん、今はこんな感じなのね。という、オトメゴコロがよみがえるときめきがいっぱいでした。

思ったよりページが少なかった(薄い)のと、モデルさんの着用写真のページは印刷がぼんやりしていて残念だったかな?
ページが薄いのは、50th展に合わせていろんな事情あったのだろうし
印刷がぼんやりな感じなのは、ビンテージを狙ったのかも??
懐かしい「若き日の夢」を手にできただけで満足です。

ときめきがよみがえって、手放さず持っていた金子さん時代の「絵本」出してみました。

往年のピンクハウス絵本

金子功のピンクハウス絵本

手前から出版された順に並んでいると思います。
はじめの「ワンピース」が出た頃は、まだ高校生で田舎の本屋さんに頼んで取り寄せてもらったの。
当時は本の取り寄せって1ヶ月くらいかかりました。すごぉ~く、待ち遠しかったことを覚えています。

高校を卒業して東京に来たらビックリ!
平積みでたくさん置いてあっていつでも買える。マヂ東京スゴイ!って思いました(笑)

その後も、ブラウス・ジャンパー・・・と、出るたびに買ってワクワクしながらページをめくりました。
ananや装苑の特集も欠かさずチェックしたわね~。

一番後ろの「木綿の服」っていうのは、ちょっと変わり種。
PHのデザイナーをしていた下迫 秀樹さん(後にPOWDERというブランドで独立)のご本で、洋裁本なのよ。
PHのお洋服のパターン(型紙)の作り方・縫い方が載っています。
パターンを取ったけど縫うのはあまりにダルくて、サンプル屋さん(一点縫い専門のオーダー屋さん)に縫製をお願いして、作った覚えがあるわ。

昔の本は今、ものすごいプレミアムがついちゃって手に入れにくくなっちゃいました。
迷いに迷ったけどお洋服に比べてかさばらないし、やっぱり持っていたい!と、残しておいてよかった♪
この本達と、ショップでもらった製品カタログは、自分自身が写った写真よりも懐かしい~。

花モチーフが今でも大好きな自分の原点
オトメゴコロがよみがえる、ときめきブックの「ピンクハウス50th絵本」でタイムトリップを楽しみました。

この記事を書く時点では、まだ在庫があるみたいです。
中を見たい方や、「ピンクハウス50th絵本」が気になる方はピンクハウスさんのページをチェックしてみてくださいね。


ブログ村参加中♪ポチッと応援していただけると喜びます。
にほんブログ村 ハンドメイドブログ ペーパークラフトへ

インスタグラムのフォロー歓迎♪こちら↓のバナーからどうぞ
Instagram - Colorful life.

どんな作品をつくろうか?と迷ってしまったら・・・

以前の作品は、ピンタレストから見るのが便利♪
こちら↓のバナーからどうぞ
Pinterest - Colorful life.
ピンタレストから作品を探す方法はこちら

最近の作品一覧を見るなら、直接クラフトワークへどうぞ、サンプル&使用品をまとめています。
クラフトワークのページはこちらから