スタンプの世界でここ数年の大きな傾向になっている、アウトライン(線画)のスタンプ。
スタンプするだけで仕上げてもステキだけど、やっぱり色をつけたくなっちゃう~。
じっくり作る時はマーカーや絵の具なので塗るのも楽しいけど、ささっと仕上げたいときもありますよね。
あとは、背景に大きく色を入れたいとか・・・ね。
そんな時にささっと使えて便利なのが、スタンプクラフト用のスポンジ系色付けツールです。
マーカーや絵の具など別のカラーリングツールが無くても、インクパッドとスポンジだけあれば色が塗れちゃうのもいいですよね。
この「スタンプクラフト用、スポンジ系色付けツール」は、いろんなメーカーからいろんなアイテムが出ています。
自分自身も全てを持っているわけでは無いのですが、今日は実際に使っているものを中心にご紹介しますね。
あなたがスポンジ系ツールを選ぶ際の参考にしてもらえたら、嬉しいです。
スタンピンアップ
画像の左から、3つで~す。
1. スポンジドーバー133773
2. スタンピング・スポンジ141337
3. ブレンディングブラシ153611
※スタンピンアップ製品はいずれも、販売を終了しています。
この他に、広い面積をざ~と一度に塗れる「スポンジブレイヤー」っていうのもありました。
これね。
スポンジブレイヤー141714
この子はちょっと用途が違うので、今日は割愛します。
先の画像にある3つをご紹介ね。
1. スポンジドーバー
小さくて使いやすい!いちばんよく使う便利な子です。
アウトラインのスタンプにふわっと色を入れる時やペーパーの周囲にインクで色付けをする「インキング」の時に大活躍♪
こんな感じね。
このモチーフを使った作品はこちら
もう手に入らなくなっちゃって残念!って思っちゃいますよね。
でも、大丈夫♪
日本のメーカー「ツキネコ」さんで(ほとんど?それとも全く?)同じものが手に入りますよ。
名前がちょっと違って、スポンジダウバーって表記されてま~す。
インクでの色付けをする際にはマストなものなので、1つはあるといいな。って思います。
2. スタンピング・スポンジ
スポンジドーバーよりも広い面積に色を塗りたい時、ペーパーの表面をざ~と払いたいときに使います。
円形の大きなものですが、1/4位にハサミでカットすると使いやすいですよ。
残念ながら、代替え品はほとんど見たことがないです。
なので、広い面積に色を塗りたいときは、別のもので代用する方が良さそうです。
3. ブレンディングブラシ
こちらも広い面積に色を塗りたいときに向いているかな?
(実はまだ使ってないの。ゴメンね)
最近、流行の柄付きのものなのよ。これは他のショップでも、大小さまざまなサイズでよく見かけます。
柄がある分、使うのが楽そうね~。と思っていたので、スタンピンアップで出たときにサクッと手に入れました。
「100円ショップでも似たものが買えるよ~。」って教えてくださった方もいらっしゃいました♪(ありがとう)
なので、比較的見つけやすいのでは?と思います。
余談ながら・・・
わたくしはスタンピンアップのものが欲しかった&リワードで交換したので実質無料で手に入れましたデス。
使ってみて、もっとたくさん欲しい!ってなったら、他のショップを探してみようかな?なんて思っています。
1と3は、他のショップで手に入りそうなので安心♪
じゃあ、2 はどうしよう、ってなりますよね。
2 に変わるものとして、手に入りやすいものを続けてご紹介しま~す。
ツキネコ
日本のメーカーであるツキネコさんのものです。
いちばん小さなスポンジードーバーの他に、ちょっと大きなものもあるのよ。
オーバル型のものはインク スイーパー、円形のものがジャンボダウバーっていいます。
円形のジャンボダウバーは、スポンジドーバーの3~4倍くらいの大きさかな?
どちらもスポンジドーバー同様、スポンジ面がふわっと立体的になっているのね。
なので、背景など広い面積に色を入れたい時にいいで~す。
ツキネコさんのオンラインストアでは扱いが無いようですが、楽天などならまだ買えそうです。
自分の場合は、円形のダウバーよりも、オーバルのスイーパーの方が使いやすいな~。
なので、ストックもスイーパーで持っています。
ツキネコさんのものは、国内のクラフト系ショップで扱っていることも多いので、かなり手に入れやすいかな?って思います。
Ranger
アメリカのメーカー、Rangerさんのものです。
ブリスターパックを開けたものは、パッケージが汚くてごめんね。
画像:左、丸いのがMini Ink Blending Tool、
画像:中、四角いのがInk Blending Tool、っていいます。
四角い方が先に出たのかな?
自分は丸い Miniの方が使いやすいかったので、後から買い足したストックも丸なのよ。
右側はキット品で「Alcohol Ink Kit」っていいます。
Ink Blending ToolにTim holtzさんの刻印が入ってて、ちょっと嬉しかった(笑)
丸タイプも四角タイプも共通の特徴は・・・
軸にマジックテープがついていて、スポンジを付け替えできること。
アップにするとこんなです。
黒い部分を軸のマジックテープにつけて使うのね。サッと取り替えられるので、色替えの時に便利で~す♪
丸いのはDistressインクのMiniサイズとぴったりの大きさなので、インクケースの底にすっぽりと収められるのもナイス!
丸いMiniは、軸が2本 + スポンジが4枚
四角い(スタンダード?)は、 軸が1本 + スポンジが2枚セットになっています。
注意して欲しいのは、付け替え用のスポンジのこと。
どちらのタイプも、スポンジではなく、白いフェルト状のシートがセットになったものがあるのね。
先の画像だと右側、Alcohol Ink Kit 箱の上にあるもの。
アップにするとこんなね。
白黒なのがインクパッドと組み合わせて使うスポンジで、Replacement Foams
白いのはアルコールインクと組み合わせて使う フェルト状で、Alcohol Ink Applicatorなのよ。
丸タイプ・四角タイプ共に、スポンジ/フェルトの両方があるので間違えないように注意してくださいな。
インクパッドと組み合わせて使うスポンジは、白黒になっている「Replacement Foams」です。
ちなみに、丸タイプはスポンジがふっくらとした「Domed Replacement Foams」っていうのも最近出ました。
スグに売り切れちゃったみたいなので、日本に入ってくるまでにはしばらくかかるかな?
自分の場合は、インクパッドと一緒に使うなら、丸いMini
アルコールインクと使うなら、四角いスタンダードが好きで~す。
手に入れるには・・・
輸入品を扱うクラフト系のショップなら、国内でも在庫を持っているところがあります。
アメリカのショップなら、国内よりも扱っているところが多いので手に入れやすいですよ。
国内で手に入れる時は、べらぼうなプレミアムがついていることもあるので、購入前に価格をチェックしてくださいね。
アメリカのRangerさんのサイトでは、どれも数百円のものです。
残念ながら、日本に入って来るまでに送料や関税がかかるので、日本だと数百円では手に入らないかな?
でもまぁ、手間とコストを考慮すれば、1,000円前後なら適正な価格だと思います。
実際のところ、どれを選べばいいの?
今日ご紹介したものの他にも、スタンプやインクのメーカーからいろんなスポンジ系のツールが出ています。
実際のところ「スポンジをマストで購入する」っていうのは、あんまり無いですよね。
なので、他のものを買うときに一緒に「ついで買いできるもの」がいいです。
なぜなら・・・使い勝手はどのメーカーのものもよく出来ているので、そんなに違いが無いから。
あとは「見た目が好き!」「このブランドのものが使いたい!」とかも、テンションが上がるのでいいかな~って、思いますぅ。
わたくしはスタンピンアップがいちばんLOVE、次はティム様製品と相性の良いRangerさんのものが好きです。
ツキネコさんのものは手に入れやすいので、インクやリインカー(インクレフィル)など、他のものを買う機会がある時にについで買いします。
って、そんなこと言ったら、今日の記事の意味はあったのか?ですよね~(笑)
つまり今日ご紹介したものは「ついで買いで手に入れられて、使いやすいな~」と思ったものなのよ。
参考にしていただければ、嬉しいです。
スポンジの保管
最後におまけで、保管について・・・。
スポンジは出しぱなっしにしておくと、劣化が早いみたいです。
た~くさんまとめ買いしておいたのに、使おうと思ったら劣化してボロボロ!なんて悲しいですよね。
まずは使い終わったら水洗いして、水気をよく拭き取って乾かしてからしまいます。
早く乾かそうと日当たりが良すぎるとこに干すのはNG!なるべく陰干ししてくださいな。
自分の場合は機密性の低いお道具箱を使っているので、水気をよく拭いたらそのままお道具箱に入れてしまいます。
こんな感じね。
この画像の記事はこちらから
頻繁に使う方は洗わずに、そのまましまうそうですよ。
わたくしはインクの数だけスポンジを用意しないので、使い終わったらその都度洗いますぅ。
どうやら、常に光と空気に触れていると劣化が早まるようです。
スグに使わないストックはビニール袋などで密閉して暗いところに置くと長持ちします。
でも、ぜんぶしまい込んでしまうと「使うのがメンドウ!」ですよね。
よく使う数個を手元のお道具箱に入れて、すぐに使えるように、
それ以外のストックはチャック袋にいれて、北側の部屋に置いたキャビネットの中にしまっています。
今日ご紹介したスポンジツールはスタンピンアップのもの以外、ほとんどが5~7年も前に購入したものです。
まとめ買いをしても、保管がきちんとしていれば、さほど劣化せずにちゃんと使えますよ。
ご自身が使う数を考慮して、上手にお買い物してくださいね。
今日の記事を参考にしていただけたら、嬉しいです。
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